山が好き。

小学生のころ【将来の夢】という題名の作文を書かなくてはいけず、私は「山に住みたい。」という内容の文章と山のてっぺんに一軒家のイラストを書いて提出した。いざその文集が冊子になり、同級生達の内容を読んでみると、花屋さんになりたいとかお菓子屋さんになりたいとか保母さんになりたいとか、とても子供らしい内容。普通はそう書くよな〜と子供ながらにその文集を読みながら思っていた。
山に住みたいって…充分な田舎に住んでいたにもかかわらず更に自然豊かな場所を目指していたのか、と今思い返してみても不思議に思う。

そういえば木工の時間、木製の時計を作る際も、山の中の一軒家をデザインしていた。どんだけ山好き?きっとほんとに将来は山に住んじゃうんじゃないかと思ってしまう。笑。


そんなこんなで、気分がスッキリしない時には山に行きたくなる。山登りがしたいとかではなくで、森林から発せられるエネルギー(マイナスイオン?)を感じたくて。
ちょうど今日は18きっぷの期限最終日なので、山に行こうと決めていた。場所は奥多摩
時間もあるし(元をとりたいのも本音)、途中、羽村動物園に寄ることに。
思った以上に大きな動物園。
しかし動物は人間に背を向けていることが多い。

人間に見られるのはストレスがたまるのかもね。だからかバックショットばかり。


ヤギのみぞれさん。
以前働いていた動物園からここ羽村動物園に移動になったみぞれさんと久しぶりのご対面。なんのリアクションもなしってことは、私のコト覚えてないですよね…。それでも私はあなたにまた出会えたことが嬉しい。
そんなことを思っていたら、私のお尻を突付くお方が。。。誰かと思い振り返ったら、このお方。

めっちゃ亀やん。
飼育員と間違えてか、私の後を足早で追ってくる。きっとウサギより早いと思うよ。


そんなこんなで動物園を満喫し、再度青梅線へ乗り込む。
青梅線内では乗ってきた小学生は全員走り回っている。走るばかりか座席でジャンプしたりつり革にぶら下がったり。都内の電車ではありえないな〜と思いつつ、自分の田舎での電車を思い出しほのぼのした気分になった。大人としては注意すべきか?でもなんだかのびのびしてて良かったんだよなー。

青梅線の最終駅の奥多摩で下車。
思ったよりも栄えていた。でも見渡す視線の先には大きな山が連なり気分がよい。



奥多摩を満喫したあとは、レトロな町並みを見てみたくて青梅駅にて下車。
もうあたりも暗くなって充分に街を回ることはできなかったけど、街灯がきれいでレトロな街並みを見れて満足満足。